・・やっぱりギターが好き!

どのギターも大切なのだ

'65 ジャガー
フェンダー・ジャガー、’65年です。
マッチングヘッドの白(クリーム色)にべっ甲柄ピックガード、そしてゴールド・パーツ。
ボディにはびっしりとウェザー・チェックが入りまくりです。見事なルックスです。
ネックは’65年ですが、PUやポットは’66年なので、’66年に完成したのでしょう。


'65 Fender Jaguar Gold Hardware
白のマッチング・ヘッドにゴールドのトラロゴ、ペグはFキーが付いています。ストラトでは’67年からFキーらしいのですが、当時の最上位機種だったジャガーには先行して採用されたのでしょうか?
ネックは、バインディング・ネックにパール・ドット仕様です。この年代、指板はハカランダではないようなのですが、見事な木目が出ています。そして、全ての金属パーツはゴールド・パーツとなっています。
ブリッジやサドルがびりびり鳴るので生鳴りは全く良くありませんが、アンプを通した音は、びりつきを感じさせません。ストラトとは違った音色をしています。クランチか深く歪ませてリフをぐいぐい弾いたり、コードをかき鳴らしたりしたくなる音色です。やんちゃな娘なのデス。

'65 Fender Jaguar Gold Hardware
ネック・デートは、1DEC65B(’65年12月)のスタンプです。Bはネックの太さを表していて標準の太さ。細い方からA、B、・・となるそうです。最初の1はネックのタイプを表します。2ならストラトだということですが、1はジャガーということでしょうか。
ネック・ポケットには、日付らしいものはありませんでした。ネック角を調整するためでしょうか、スペーサーが入れられています。
ネックプレートもゴールド・パーツなのですが、シリアル・ナンバーは500???(?は秘密です)の6桁ナンバーになっています。これは’73〜74年ごろを指すようで、年代が合いません。写真では500000に見えますが、写真を加工してごまかしています。もしかすると、’73〜74年頃に、全てのパーツをゴールド・パーツに交換されたのでしょうか。
PUデートは、ネック側が5−24−66(’66年5月24日)、ブリッジ側が6−16−66(’66年6月16日)のペン書きです。2本のリード線が両端から一本ずつ出ています。黒い線の方はPUの横と裏側を囲むぎざぎざの付いた金属パーツにアースされています。コイルの巻き線の色が、ネック側のPUとブリッジ側のPUとで違っているのですが、初めからなのか、巻き直されたものなのか?どうなんでしょう。
ちなみに、分解、撮影後、ネック側のPUから音が出なくなり、慌てました。導電チェックをしたところ、リード線は断線していませんでしたので、おそらく、PUのコイルの断線ではないかと・・ああ、大変な事デス。PUのあちこちを指で押したりいろいろやっているうちに復活しましたので、恐る恐る組み込んで復元しました。その後、かなり力を加えても全く大丈夫なので、そのままにしています。くわばら、くわばら。
PUの高さを調節できるように、黒いクッション材が敷かれていますが、劣化して役割を果たしません。
ピックガードが縮んでPUを入れる穴も小さくなっており、PUを外すのは簡単だったのですが、入れるのは大変でした。
全てのキャビティで、ボディには金属板が敷かれておりアースされています。
ポット・デートは、Vol.が6612(’66年第12週)、Toneも6612(’66年第12週)です。コンデンサは赤色で、片方の足に黄色いチューブが付いています。
フロントPUのプリセット回路です。スイッチにはSTACKPOLEと書かれています。Vol.とToneのポットは小型の物が使われています。
コンデンサの付いているスイッチがローカット・スイッチです。

George F.Roederさん、あなたのジャガーは、私の手元にやって来ました。かわいいやんちゃ娘を大切にしますよ。

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